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庄内余目病院
(ローテーション内容)

庄内余目病院での研修

地域医療の最前線で学ぶ

庄内余目病院は山形県庄内町に位置する地域中核病院であり、地域住民の急性期医療から慢性疾患管理、在宅療養支援まで幅広く担っています。

院内には内科、外科、小児科、循環器内科、脳神経外科、整形外科、口腔外科の常勤医がおり、神経内科、形成外科、泌尿器科、婦人科、精神科、皮膚科などの非常勤医も診療を行っています。

診療科ごとの垣根が比較的低く、総合診療医として多様な症例を経験できる環境が整っています。

病棟・救急・外来を幅広く経験

総合診療専攻医は一般内科医として勤務し、外来診療、病棟管理、救急対応を担当します。

内科病床は約50床で、専攻医一人あたり8~15名程度の患者さんを受け持ちます。

毎朝の回診では内科症例について情報共有を行い、診断や治療方針について上級医と相談する機会があります。日々の診療を通じて、診断学や病棟マネジメントを実践的に学ぶことができます。

豊富な手技経験

地域病院ならではの豊富な手技経験も特徴です。
胸腔ドレナージ、腹腔穿刺、中心静脈カテーテル留置などの処置を経験できるほか、希望に応じて上部消化管内視鏡や胃瘻造設などの手技を学ぶことも可能です。
実際に当院で研修を行い、内視鏡専門医を取得した医師もいます。

充実した検査体制

常勤の脳神経外科医も在籍しており、CT、MRI、超音波検査、一般X線撮影などを利用した診療が可能です。

検査技師によるサポート体制も整っており、地域病院でありながら迅速な診断・治療につなげることができます。

多職種とともに地域を支える

看護師をはじめとする多職種との連携も密であり、地域特有の文化や生活背景を学びながら、患者さんやご家族に寄り添う医療を経験できます。

また、地域住民向けの健康教室や啓発活動などにも参加でき、病院の外に広がる地域医療を学ぶことができます。

専攻医経験者からのメッセージ(山方俊弘)

私自身、総合診療専門研修の一環として庄内余目病院で1年間研修を行いました。

病棟管理、外来診療、救急対応を通して、多くの症例を経験することができました。毎朝の回診では症例について相談する機会があり、診断や治療方針について学ぶことができました。

また、病棟管理だけでなく、救急対応や各種手技も数多く経験することができました。胸腔ドレナージや腹腔穿刺、中心静脈カテーテル留置などを経験し、希望すれば内視鏡検査も学ぶことができます。私自身も内視鏡を学び、胃瘻造設まで経験することができました。

診療面だけでなく、地域との距離の近さも魅力です。看護師さんをはじめとしたスタッフは地域のことをよく知っており、患者さんの生活背景や家族関係について学ぶ機会が多くありました。

病院外では地域住民向けの健康教室なども行われており、私もコロナ禍後には風邪をテーマにした講演を担当しました。地域医療が病院の中だけでは完結しないことを実感できる貴重な経験でした。

庄内町は人口約2万人の町ですが、温泉や海、山に恵まれ、休日も充実して過ごすことができます。鳥海山や羽黒山、日本海など豊かな自然に囲まれた環境も魅力の一つです。

冬季には積雪もありますが、近年は以前ほど雪が多くない年も増えており、生活面で大きく困ることは少なくなっています。

学びの機会が豊富でありながら、人とのつながりや地域との関わりを実感できる庄内余目病院は、総合診療医として成長するための魅力的な研修施設だと思います。

ぜひ一度、実際の現場を見学していただければと思います。